「なんか、決められないな…」

僕が転職活動を進めていく中で感じたものが、これだ。

スカウトを受け取っても、求人を見ても、求職者が次に必ずとる行動は「会社名」もしくは「社長の名前」でググって、どんな会社かのリサーチ。

ところが多くの企業がホームページなどで社員のインタビューやかっこいい経営理念を掲げているけど、肝心な「社長の言葉」がない。

たしかに「代表メッセージ」なるものを記載している会社は多い。だけど僕らが知りたいのはそんなオフィシャルで綺麗な一面ではない！もっと汗と手垢にまみれたリアルで人間臭い、「体温のある」情報なのだ。

求職者が知りたくて、企業が伝えきれていない情報を言葉でつなぐことが出来れば、就職、転職という人生の一大決心がもっと実りあるものになる。

そんな想いを持って、僕は社長の隣の翻訳者をやっています。

これまでnoteで150記事以上を投稿してきましたが、反響があったものはどれも「うまくいかなかったこと」「失敗談」など実体験に基づくリアルな投稿です。

「ブランディングとは、真実を伝えることである。」

ナイキやユニクロのブランディングを手がけた世界的クリエイター、ジョン・ジェイ氏の言葉もこう語るように、人が共感を覚えたり、興味や関心を示すのは、取り繕ったオモテの顔や、過去・現在の功績などではなく、過去にどんな苦難を経験し、それをどのように捉え、どう乗り越えてきたのか。

つまり「ありのままの姿（実話、実は…）」を伝えることなのです。